リレー小説Ⅶ(だっけ)
これはわんころとキバリんでやってるリレーです(`・ω・)
第四話☞http://wankoro.hatenablog.com/entry/2013/08/14/203618
第五話☞http://chaos819angel.hateblo.jp/
咲夜「さてと。妹様たちはどこかしら…」
魔理沙「マスタースパアアアアアアクッひゃっはあー!」
急に夜中だというのに物凄くうるさい声とともに光の柱が見えた。
咲夜「…あっちね」
咲夜が声がした方に向かうと、そこには呆れた顔のこいしがいた
咲夜「ただ今戻りましたわこいし様。…何があったのですか?」
こいし「はあ…見てのとおりだよ。私が小手調べにお燐からズラかってきた妖精ゾンビ達を500体程度放出させたら魔理沙のやつマスパでいっきに500体消滅させちゃったんだよ。」
咲夜「さ、流石…」
こいし「褒めてる場合じゃないよ…これじゃあ全く驚かせられない。肝試しにならないってことだよ。」
咲夜「…あ」
こいし「ってことでなんかいい案ない?」
咲夜「そういわれましても…」
フラン「またお化け出たー!」
魔理沙「任せろ!マスタースパーク!」
…
魔理沙「…あれ?」
フラン「マスパが効いてない…?ってうわああここここっち来たよ!」
魔理沙「ちっしょうがねえなあ…フラアアアアアアアアアン!好きだあああああ!」
フラン「うわあああああ!びっくりしたあ!う、う、うれしいけど耳がちぎれそうなくらい五月蠅かったよ今の」
フランは突然の魔理沙の行動に驚き思わず腰をぬかしている
魔理沙「はははw悪い悪いwでもほら。見てみ」
フラン「?」
フランが首をかしげ前を見てみるとそこに幽霊の姿はなかった
魔理沙「前に幽霊は大声に弱いと聞いたことがあってな。まさか本当に効くとは思っていなかったが。」
フラン「おおー…っていうかこいし達もすごいわねえまさか本物まで用意してくるなんて」
魔理沙「ああ。そうだな。あ、あとほら」
魔理沙は横で尻もちをついているフランに手を差し伸べる
フラン「ん?あ、ありがとう」
フランは楽しげに笑いながら魔理沙の手をつかみ立ち上がる
咲夜「私も正直驚きましたわ…こいし様、あんなものまで用意していらっしゃったのですか?」
こいし「んなわけないじゃん」
咲夜「…へ」
こいし「周りをよく見てごらん咲夜。」
咲夜「周り、ですか?…あっ」
こいし「そう。ここには」
咲夜「お嬢様!?」
こいし「幽霊―・・・って、え!?レミリアなんてどこにもいないよ?」
咲夜「いえ。いますよあそこに。ほら、リュックも背負っています。」
こいし「いやあ。あそこにはどう見ても人魂しかいない。」
咲夜「本当にいますってばー」
こいし「困ったなあ…ここらへんは妖気が高いし…咲夜もなんだかんだいって人間であることに変わりはないし…幻覚が見え始めてきてるのかも。」
咲夜「ええー…」
こいし「っていうかなんかさっきまで暑かったのにここに来た瞬間寒くなったような…」
咲夜「そうですねえ…というかまずそんなことよりお二人を脅かすことを優先せねば。」
こいし「忘れてた」
咲夜「しっかりしてくださいよー」
フラン「ふえっぷちっ!」
魔理沙「どうした?くしゃみか?っていうかすごいくしゃみだな…」
フラン「ほっといてっ!うーさぶ…」
魔理沙「ほら」
そういって魔理沙は前を向いたまま手を差し出す
フラン「!」
フランは嬉しそうに魔理沙に抱きつく
魔理沙「おいおい手つなぐだけだぞ」
フラン「さむいものいいじゃない!」
魔理沙「…ったく…」
そういう魔理沙だってうれしそうじゃない。そういいたいがフランは言わずにただ魔理沙にくっついてにこにこしているだけだった
フラン「…んっ!?」
魔理沙「お、幽霊の次は骨の山か」
フラン「こういうのは一応過去に毎日のように見てたことがあったし一応大丈夫」
フランは得意げに言う。一方魔理沙は
魔理沙「…」
フラン「どうしたの魔理沙?」
魔理沙「いやあ…私もこういうのは大丈夫なんだが…こういうのは本能的に?ちょっと見てらんないかな…かなうーんまあ大丈夫だ。そんなにきつくはない」
そういう魔理沙の顔は青白かった
フラン「(そっか魔理沙も人間だもんね)」
よし、とフランは決意する
フラン「きゃあーっ!怖いー!」
フランはいきなり怖がりはじめると魔理沙の後ろに隠れる
魔理沙「ど、どうしたんだフラン!?」
フラン「へへっおばけばっかしで怖いから魔理沙に守ってもらおうと思って!」
魔理沙「…」
しばらくして魔理沙はフランがどういうつもりでそんな行動をとったのかが分かった
魔理沙「…ありがとな。フラン」
フラン「?なんかいった?」
魔理沙「別に。ほら行くぞ」
こいし「どうするのよ咲夜。ますますいい雰囲気になってきちゃったじゃないのー」
咲夜「私に言われましても」
こいし「んーまあいいや今度はもっと豪快にしなくちゃね」
咲夜「・・え、あ、ああはい。」
咲夜は気づいていた。何となく今、自分は幻覚ではなく、見えてはいけないものが見えてしまっているのだということを。
咲夜「(この感じ…もしや…今ここにきているの…?いやそんなはずは…)」
こいし「咲夜ー?どうしたのー?」
咲夜「えっ!?あ、ああ。なんでもありませんわ。それよりこいし様。次は思いきってあれをつかってみるのはそうでしょう?」
こいし「ん?…いいねえ、それ。じゃあちょっと伝えてくるね。多分近くにいると思うし頼んでくる」
そういうとこいしはそそくさとどこかへ飛んで行った
咲夜「さてと、私も準備をしなくてはいけませんね。」
そういって咲夜も準備を始める。肝試しはまだ始まったばかりだ。
結構めちゃくちゃにまとめちゃったけど大丈夫かなw次、わんころりんよろしくっ!
おまけ